初心者必見!!最低限押さえておきたいゴルフのルールとは?

ゴルフ
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ゴルフにはさまざまなルールがあり、中にはローカルルールといって、仲間内のみで適用されたり、ゴルフ場が独自に決めたりしているルールも存在します。ゴルフをプレーする前に一度確認するようにしましょう。初心者プレイヤーの方は、まず基本的なルールのみを知っておくのがおすすめです。今回はそんな初心者プレイヤーの方に最低限覚えてもらいたいゴルフの基本的なルールを解説していきます。

 

最低限押さえておきたいゴルフのルール!!

  • OB(プレーできる区域外)に入ってしまったら1打罰になります。
  • 空振りの場合は、ペナルティはありませんが、その空振り自体を1打としてカウントされます。
  • バンカー内でソールすると2打罰になります。
  • ロストボール(OBやプレー中にボールを紛失した場合)は1打罰になります。
  • ウォーターハザードの場合は、そのまま打つか、1打罰で救済を受けるかになります。

以上、最低限押さえておきたいゴルフの基本的なルールを詳しく解説していきます。

 

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OBは1打罰

OBとは、アウトオブバウンス(Out of Bounds)の略語で、プレーができる区域外のことをいいます。ボールがゴルフ場外に出てしまった時、ゴルフプレイヤーは1打罰のペナルティを受けます。

OBの救済方法

1打目でOBとなった場合と、2打目以降でOBとなった場合では対応の仕方が少し違ってきます。ティショット(1打目)でOBになった場合、1打罰となって3打目として再度ティショットを打つことになります。

セカンドショット(2打目以降)でOBとなった場合も、1打罰となりボールを打った場所の近くで、ピンに近づかないところにドロップ(ボールを落として)再度打つことになります。

例えば2打目でOBだと、次のショットは4打目となります。

 

空振りは無罰(1打としてカウント)

空振りにも注意が必要です。空振りをしたこと自体はペナルティにはなりません。しかし、空振りをした分も1打としてカウントされてしまいます。

つまり、セカンドショットで空振りをした場合、次のショットは3打目になります。考え方によってはペナルティのようなものだと感じるかもしれません。

素振りの場合はどうなる?

当たり前ですが、素振りである場合は、1打とみなされません。素振りと空振りの違いを簡単に説明するとプレイヤーに打つ意思があったのかということです。ただし、周りの同伴者が満場一致で空振りと判断した場合は空振りということになり1打とみなします。

 

バンカー内でソールすると2打罰

バンカー内でソールすると2打罰

バンカー内でソールしてしまうと2打罰のペナルティになってしまいます。ソールとは、クラブヘッドを地面または砂につけることをいいます。いろいろな規則が新ルールにより緩和されましたが、バンカーからプレーすることの挑戦をプレイヤーが軽減しないようにと、バンカー内でソールすることは引き続き禁止となっています。初心者プレイヤーはついつい普段と同じように打ってしまいがちになってソールしてしまうのも見受けられるので注意しましょう。クラブ競技をはじめ公式競技に参加される際は、間違わないように気を付けましょう。基本的にバンカーに入ってしまったらソールしてはいけないと覚えておきましょう。

 

ロストボールは1打罰

ロストボールとは、紛失球とも呼ばれ、プレー中に自分のゴルフボールを紛失してしまった時に適用されるルールのことです。ゴルフ場はとても広い上にさまざまな障害物も存在します。伸びた芝や草の生い茂る長いラフにボールを落としてしまうと、見つけるのは意外と大変です。あらかじめ決められた制限時間内(3分以内)にボールを探しても見つからない場合には、このロストボールのルールが適用され、1打罰のペナルティが科せられます。

ロストボールの救済方法

例えば、1打目のティーショットがロストボールだった場合には、3打目として打ち直すことになります。

セカンドショットを打ってロストボールだった場合は、そのボールを打った場所まで戻ってから打ち直すことができます。ただし、1打罰のペナルティになり次のショットは4打目になります。

ボールを見落とさないように同伴者と協力して、ティショットなどは最後まで見届けましょう。

 

現名称:ペナルティーエリア(池ポチャ)、旧名称:ウォーターハザード

2019年のルール改正により、ゴルフコースにおいて、池はペナルティーエリアという名称で呼ばれています。「ウォーターハザード」という名称に聞き覚えがある方もいるかと思いますが、これは旧ルールの呼び名となっています。俗にいう池ポチャです。

現名称:ペナルティーエリア(池ポチャ)、旧名称:ウォーターハザード

池ポチャした場合の2つの対処法!

  1. そのまま打つ
  2. 1打罰で救済(ペナルティーエリア外から打つ)

※ただし救済する際には「赤杭」か「黄色杭」によって対処が変わります。

ペナルティーエリア内に入ったらペナルティーを払わないといけないと思っている方が結構多いのではないのでしょうか。実はそのまま打てそうなら打っても大丈夫なのです。

 

暫定球について

暫定球とは、ロストボールまたはOBの可能性があるとき(まだ確実に決まっていない時)にもう1つのボールでプレーが続行できるというルールです。 3分以内にボールを見つけ出せば良いとはいえ、わざわざ探してもう一度同じ場所から打ち直すのは時間の無駄になります。そんな時に暫定球をうまく利用することで、時間も節約できスムーズにプレーをすることができます。ただし暫定球を利用する際には、いくつかのルールを守る必要があります。

暫定球のルール

  1. 自分もしくは自分の一緒にプレーしている人がボールを探し始めた場合は、暫定球を打つことができません。
  2. 暫定球を打つ前は、必ずボールのブランドメイトナンバーを声に出して、「暫定球を打ちます」という宣言をしなくてはいけません。
  3. 最初のボールが見つかった場合は、暫定球を放棄(打ってはいけない)しなければなりません。

特に2.の暫定球の宣言をしなかった場合にはペナルティとして1打罰が科されてしまいます。宣言は忘れずに行いましょう。

 

ボールを探す時間は3分以内

ボールを探す時間は3分以内

思わぬ方向にボールを打ってしまった場合、3分以内に自力でボールを探す努力をしましょう。(2019年1月1日から適用された新ルールにより、5分→3分に短縮されました。)

ただし、この3分という時間内に探し出すことができなければ、前の位置に戻って打ち直さなければならなく、1打罰のペナルティ(ストロークアンド ディスタンス)が科せられます。

また、3分という制限時間を過ぎた後に自分のボールが見つかったとしても、そのボールを使用してプレーをすることはできません。もしそのボールを使用した場合、ペナルティとして2打罰が科せられるので注意しましょう。

同伴者と協力し合おう!

ペナルティになってしまうと、精神的にやられちゃいますよね。

そうならないためにも、同伴者と協力してプレーすることも大事になっていきます。

ゴルフは個人競技と言われていますが、同伴者など周りと協力し合い、気を配ることで楽しく速やかにプレーができます。

 

まとめ

今回は、初心者プレイヤーが最低限知っておきたいゴルフの基本的なルールについて解説しました。ゴルフには細かいルールがもっとあります。まずは基本的なルールを理解しておきましょう。特にゴルフは自分たち以外にも、後方から知らない方たちもラウンドしているので、その方たちにも迷惑をかけないように速やかにプレーすることが求められます。

基本的なルールさえ覚えておけば、初心者プレイヤーでもゴルフをちゃんと楽しむことができます。

 

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